第三話 海の神様 その2 海外編
― ギリシャ神話 ―
・ ポセイドン 海と地震の神、最高神「ゼウス」に次ぎ圧倒的強さを持つ。三つ又の矛(ほこ)〔トリアナイ〕を武器に海と陸を自在に支配、大嵐あるいは大津波を引き起こし、大陸をも沈め、万物を微塵に打ち砕くことができる。 美しい海の女神「アンフィトリテ」に求婚しましたが、彼女は彼を嫌い「オケアノス宮殿」に隠れてしまいました、そこでポセイドンは部下のイルカ達に命じ彼女を探させたところ一頭のイルカが彼女を探し当て、説得して彼の元へ連れて行き二人は結婚することができたそうです。このイルカはこの功績により天に登り「イルカ座」となりました。
・ ポントス ギリシャ神話上の原初の海神≒海そのものを単純に神格化した存在。
・ プロテウス ナイル川河口の沖にあるバロス島でアザラシの世話をしていると云われるギリシャ神話上の海神。
・ タラッサ(タラッタ) 海そのものを単純に神格化した存在でポントスの女性版。
・ カリプソ(カリュプソ) ギリシャ神話上の海の女神。オーギュギア(現在のマルタ共和国、ゴゾ島)の洞窟に住んでいる。
・ ネレウス 同じくギリシャ神話上の海神で、ポントスとガイア夫婦の息子です。正直者で温和かつ聡明な神様で将来を予言する能力を持つ。50人の娘神とともにエーゲ海の海底神殿に住んでいる。
・ オケアノス 古代ギリシャの世界観は、地中海と黒海を中心としてヨーロッパと北アフリカ(リビア)とアジアの三大陸が円盤状に存在し、その外側に海流が流れる外洋があると認識していたようで、その外洋(海流)を神格化してオケアノスとした。
・ テデュス(テテュス) オケアノスの奥方で、3000人の河の男神と3000人の海、泉、地下水の女神の母親である。この夫婦は大地の果に住んでいて、食べ物の好みが合わず大喧嘩ののち、別居中なのだとか?
― ローマ神話 ―
・ ネプチューン ≒ ポセイドンのローマ神話版
・ サラーキア ローマ神話の女神、ネプチューンの奥様で海水の女神様。
― ケルト(アイルランド)神話 ―
・ リル ケルト神話に登場する海神
・ マナナン・マクリル アイルランドの古い物語に登場する神様で、異界の支配者とされている。マクリルとは「海の子」を意味し、マナナン・マクリルは海を住処としているらしい。ルーと呼ばれる彼の養子に「フラガラッハ」と呼ばれる的を決して外さない「十字剣」や「炎の兜」、同じくコーマックには「真実のゴブレット」や魔法の船「静波号」(ウェーブスィーパー号:小型だが行き先を言葉で命ずると自動で航行する)、何回屠殺しても蘇る「魔法の豚」などを与えたとか。
― 北欧神話 ―
・ ニョルズ 北欧の各地には「ニョルズの神殿」「ニョルズの森」「ニョルズの耕地」などの地名が多く、彼が北欧各地で広く崇拝されていたことがうかがえる。海の神様とされ、漁業や魚の取引のである。北欧では夏場にしか漁ができないことから夏の神としても信仰されたそうです。
・ エーギル 波の飛沫を思わせる白髪・白髭の海の神。船に噛みついて破壊することもある。奥様の名前は「ラーン」といい、船が遭難すると網を使って乗組員を海中に引きずり込む!夫婦の間には9人の娘がいて「波の乙女たち」と呼ばれているそうです。
・ ラーン : 前掲
海の神様 海外編 「イヌイット神話」の海神につづく

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